私がバブル期に中古マンションを購入した際に受け取った重要書類は、(1)重要事項説明書(2)登記簿謄本や公図の写し(3)管理規約(1)売買契約書(5)付帯設備および物件状況報告書の5つでした。このなかでは、(1)と(3)が鍵となる書類です。売買契約を結ぶ前には、不動産会社は必ず、重要な事項についての説明をしなければなりません。何か重要な事項かは、法律で決められています。主に権利関係や土地と建物の法的な制限、金銭関係の条件、契約解除についてなどが書面で説明されます。言葉どおりに重要な事項ばかりですから、この説明は「最終碓認」の場であるといっていいでしょう。でも、契約を結ぶ前に説明すればいいことになっているので。契約の当日、契約直前に行われることが多いのです。契約の場面では、売り主と買い主に、それぞれの仲介会社が立ち会い、宅地建物取引主任者が重要事項を説明することになっています。このような状況で、初めて書面を見て、「よく分からない言葉が……」などと言えるでしょうか。分からないまま聞き流して、そのまま契約ということになってしまいます。