結婚にさいして、「ママの気に入る人ならだれでもいい」「お母さんを大事にしてくれる人でなければ」と、真っ先に言うのも彼らです。そして、母と恋人あるいは妻の間が険悪になったとき、彼は何のためらいもなく母の側につき、「それが気に入らなけりや別れるしかない」と、冷ややかに言い放つのです。つまり、彼と彼のお母さんとは、意識するとしないとにかかわらず、恋人のような関係にあり、あなたは二人の間に割りこむ邪魔者にすぎないのです。もうひとつ、ある女性がつきあってうんざりさせられたマザコン息子のエピソードをご紹介しましょう。彼は大変なお母さん子。ふたことめには「おふくろが……」とはじまります。「おふくろがこれ、もっていけって」「おふくろがお色直しは振り袖は向かないって。カクテル・ドレスのほうがいいよ」何につけても、おふくろは錦の御旗。ところが、いつも必ずおふくろのところへさっさと帰る人が、その日に限って珍しく泊まっていくというのです。「どうして?結婚前にまずいんじやないの?お母さま、変にお思いになるんじやない?」と言ったところ、彼はうれしそうに言ったものでした。「おふくろがね、泊まってきていいって」おふくろさんに見られているようで、全然気分がのりませんでした、とのこと。もっとも、男女の仲には意外な相性があるので、あなたが勝ち気で姐御肌の女性なら、けっこううまくいくことも考えられます。それでも、お母さんとの生活は、はっきり分けることが先決です。