一から始めるコインパーキングビジネス

2011.06.20

東京大学の構内に、一〇〇台近い車が捨てられていたという。パーク24が警察とタイアップして、すべて排除した。同大学の駐車場管理を引き受け、まず手をつけたのが、こうした放置車、遺棄車の徹底的な排除である。「感心な業者といわれました。ともすると、駐車場業ほどサービスの悪い業種はないといわれがちです。車を置かせてやるという感覚ですね。なかにはそうした質の悪い業者もいることはいます。満車だから来るな、あっちへ行けという……。それでは、この業界そのものがよくなりません。駐車場はサービス業なのです。関係者でも、このあたりを掌握していない人が多いのではないでしょうか」つけ加えておくが、東大の駐車場管理では、車の入出庫に際し、係員がひと声かけるという。天候のあいさつであったり、また、必ず「お気をつけて」というようにしている。感心したという投書が山のように届いた。これが何を意味するかは、語るまでもない。サービスを介し、双方ともに納得できる満足感が求められていることになる。このことと、放置車の問題は不可分ではない。管理の行き届いた、満足できるサービスを供する駐車場があれば、まず放置の車はなくなるだろう。駐車場経営=サービス業という基本的考え方がないと、専門家のいわんとしていることは伝わらない。これは駐車場にかかわるすべての人にいえる。土地オーナーはもちろん、エンドユーザーのドライバー、行政監督省庁……もっと広くいえば一般大衆。駐車場は、車を置くだけの場所という考え方から、すべての人間がそろそろ脱却しなければならない。車で移動するのはあくまで手段であり、その先に必ず目的があるはずだ。その目的遂行を気分よく、円滑にできるか否かは、駐車行為が出発点になる。これは意外に重いテーマを内包している。

コインパーキングの株式会社ユアー・パーキング
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駐車場メンテナンスのサンコー・コミュニティ株式会社
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