席次の決定には細心の注意と心配りを

2011.06.06

披露宴のテーブル席には、コの宇型、くし型、ちらし型と呼ばれる3つのタイプがあり、メインテーブルに向かって左側が新郎側、右側が新婦側となります。メインテーブルに近いほど上座になり、上座から、主賓、上司または恩師、先輩、友人の順に並びます。両親や親族は、洋風披露宴の場合は、末席から血縁の濃い順に並びますが、和風披露宴の場合は、来賓の次に両親が座り、末席には親族や司会者が座ります。披露宴の席次を決めるということは、知り合いに順位をつけることですから、細心の注意を払わなければなりません。とくに和風披露宴の場合は、洋風の場合よりも上下がはっきり出てしまいます。ふたりだけで勝手に決めてしまうのではなく、両親や媒酌人、上司などの意見を聞き、両家で打ち合わせて、礼を失することのないように気を配ることが重要です。また、お互いに面識のない友人・知人が集まりますから、年齢の近い人どうしを近くの席するなどオリジナリティーを出したい場合は、用紙やデザインに凝ってみましょう。また、目上の人や親戚には格式を優先したものを、友人たちには遊び心いっぱいの招待状を送るという方法もあります。結婚式の招待状はカードに印刷するのが一般的ですが、紙質がよく、品のよいものであれば便せんでもかまいません。手書きでもワープロやパソコンで作成してもよく、コピー機で複写しても失礼にはなりません。最近はさまざまなレター用品やカード作成用のキットがそろっています。結婚式の招待状の場合は、封筒の裏に金色のシールを貼るのが一般的ですが、蝋で封印するシーリングセットを使うのもしゃれています。楽しく過ごせるように配慮することも大切です。どのようなタイプにするかは、会場の広さや招待客の人数、あるいは会場側の都合などにもよりますが、席次の上下をあまりはっきりさせたくない場合は、ちらし型にするのもよいでしょう。ちらし型なら、テーブルごとに、会社関係、友人関係といったグループ分けもできるため、よりなごやかな雰囲気になりやすいものです。なお、新郎・新婦と媒酌人夫妻が座るメインテーブルは、一段高いひな段の上に置くのが一般的ですが、レストラン・ウエディングなどでは、ひな段を設けないケースも最近は増えています。